ボランティアの聖歌隊はそれぞれが自分の意志で、無償の奉仕活動に参加しています。賛美歌の合唱は皆と声を揃える共同作業です。この仲間意識は定期的な儀式の中で高揚します。それぞれの人の意識や感情は、みんなと一緒の歌を歌うことで、同じ理想や価値観の「型」を共有します。そうした型に心が流れ込むことで、みんなが同じ価値観や信念を経験し、一体感とリフレッシュが起きます。
ここでは集団的な表現活動が行われています。15度のページェントも集団的な表現でしたが、野外劇では「それぞれの役」が個人個人に割り当てられていて、17度ではみんなで同じ歌を歌う、という違いがあります。
16度の嵐のあとの太陽は、自然界全体を照らしました。その光の平等さが、17度では皆で同じ歌を表現するという連帯の平等さに転換しているようです。太陽の光を全体が受け取ったので、その全体が一緒になって太陽へ歌を返しているようにも感じられます。
スプレッド
1.聖歌隊
2.賛美歌
聖歌隊は、共同作業の仲間意識を示します。
賛美歌は、集団的な理想であり、意識や感情が流れ込む共通の「型」です。
リーディング結果
1.聖歌隊:隠者逆
2.賛美歌:女教皇
隠者逆の聖歌隊、共同作業のためには自分の世界に引きこもっているのではなく、自分の興味の外へも出ていく。閉じて深めるのではなく浅くてもいいので開かれている。
女教皇の賛美歌。大いなる叡智の型に、意識や感情が流れ込む。我を捨てて受容性が高まる。
女教皇はこのワークを通じ、特に牡羊座でかなりインパクトのある葛藤の対象として何度か登場し、その後も各サインに1回ずつのペースでパンチのある出方をしてきました。ここでも両方大アルカナで結構強い登場をしています。神に捧げる歌としてこのカードが出るのはなかなかしっくり来ます。
みなさんのカード
本日もみなさまトライありがとうございました!
14度
15度
16度
サビアンシンボルからタロットのスプレッドやワークを作っています。「そのサビアンシンボルの意味を探る」のではなく、「その度数におけるその人の発達の状態」を読み解く取り組みです。しかし個人の発達状態を通じてサビアンシンボルの元型を透かし見ることもできるかもしれません。
参考にしているのはサビアン研究会での学びと、ルディア「An Astrological Mandala」「The Astrology of Personality」、ジョーンズ「The Sabian Symbol In Astrology」。
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