人間の魂は、魂のままでは現実に顕現することができないので、人の姿形や人格を通じて世界に表出しようとしています。魂の衝動は、一生の間に様々な形で自分自身を表現しようとします。しかしほとんどの道は塞がれおり、魂はもはや待てなくなるまで待ちます。その後、劇的な解放が訪れ、それは喜びのカーニバルや狂気を意味することもあります。
11〜13度で子供、大人、老人と年齢ごとの自己表現が段階を追って行われてきました。14度では年齢に関わらない魂の衝動が、人間の自己表現とリンクしていることがわかります。つまり人間がなにかを自己表現するのであれば、自分の魂の衝動を顕現化させるのが一番手っ取り早いという理解、表現と魂の直結です。
自分の存在の真の衝動を、スムーズに、何にも妨げられることなく現すことを許せれば、日常的な冒険に絶対的な心や天真爛漫さを持って参加することができますが、そうでなければナイーブに魂の衝動を先延ばしし、純粋な興味や熱意が失われます。魂の声を顕在化させることができるかどうかが問われています。
スプレッド
1.魂
このカードは、人格を通じて自分自身を顕示しようとする魂の衝動を表しています。
リーディング結果
1.魂:ペンタクルのキング逆
反社会的・反経済的姿勢の魂。お金のため、立場のため、社会のために、自分や人を運営して振る舞うことへの破壊衝動。
みなさんのカード
本日もトライありがとうございます!
12度
13度
サビアンシンボルからタロットのスプレッドやワークを作っています。「そのサビアンシンボルの意味を探る」のではなく、「その度数におけるその人の発達の状態」を読み解く取り組みです。しかし個人の発達状態を通じてサビアンシンボルの元型を透かし見ることもできるかもしれません。
参考にしているのはサビアン研究会での学びと、ルディア「An Astrological Mandala」「The Astrology of Personality」、ジョーンズ「The Sabian Symbol In Astrology」。
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