ピアニストは人々を魅了し、感情を動かす演奏をしています。巨匠は自分自身がインスピレーションの源となって人類の進化を導きます。これは過去の自分の中にあったネガティブな態度、恐怖や不安、自信のなさに挑戦し、それらの解放を成し遂げたからできる演奏です。ピアニストは今や観客に向けて、社会環境によって無意識に植え付けられたものを解放するよう力づけ、その模範となることができます。
12度で黒人少女が白人至上主義の文化に異を唱えていましたが、ピアノには黒鍵と白鍵が共存しています。象徴的な意味で少女の意見が実現した姿、とも言えるかもしれません。
11度の新天地で未経験の分野に挑戦し、12度黒人少女で過去の亡霊を精算するため自分自信や他者と闘いました。その結果ここでは、過去の自分を超越した超個人的なインスピレーションへの接触が起きています。自分を律し、技術を磨くことにより、今度はまだ11度、12度のプロセスに踏み出せていない人々を導く演奏ができるようになったのです。観客たちが過去を捨て、新たな経験の領域に踏み出せるよう力づけることができます。
スプレッド
まずカードを横一列に並べ、それをピアノの鍵盤に見立て「巨匠」として演奏してください。自分が充分に巨匠としてプレイできたと思ったら、その中から最後の一音として演奏した鍵盤のカードを引きましょう!
1.ピアニスト
このカードは、過去の自分の中にあるネガティブな態度を解放し、自分を律し、自信を持つことで生まれる力です。それは人々を魅了し、今度は彼らが過去を捨て、新たな経験の領域に踏み出せるよう力づけるものです。
リーディング結果
1.ピアニスト:ペンタクル2
縁を結ぶ力。二つのものをつなぎ合わせる力。実体のある絆を作る力。
過去の自分を捨ててこの力が発揮されているので、このカードの逆位置的なものが過去の自分だった、と読むこともできます。縁が結べない、絆が作れないという過去の恐怖や不安、自信のなさを精算し、人々にもそうした縁を結ぼうと力づける演奏ができるようになった。
みなさんのカード
本日もみなさまトライありがとうございます!
12度
↑このペンタクル2のカード、2日連続で正逆で登場したことと、この絵柄から思い出したもの・・・
サビアンシンボルからタロットのスプレッドやワークを作っています。「そのサビアンシンボルの意味を探る」のではなく、「その度数におけるその人の発達の状態」を読み解く取り組みです。しかし個人の発達状態を通じてサビアンシンボルの元型を透かし見ることもできるかもしれません。
参考にしているのはサビアン研究会での学びと、ルディア「An Astrological Mandala」「The Astrology of Personality」、ジョーンズ「The Sabian Symbol In Astrology」。
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