●エテイヤ神・霊・体リーディング。昨日「2枚のカードの中にはこれだけの情報が読み取れるのがわかった」と書いたものの、それに沿った内容を読み出そうとするとまた筆が進みにくくなる。「こういうものが読み取れるはずだ」という思い込みがまた障害に。ということで再びまたその制約を外すことでスラスラ進むようになる。
「こういうものが読み取れるはず」という思い込みは、結局そのカードの言葉を「こういうもの」にこじつけることになるため、文章を立てるとき無理がかかる。それもリーダーの偏見の一種ということに。無理がかからない読み解きが正しく、無理をして文章にしたものは間違い、と言い切ることはできないが、どっちにしろ無理して文章書くのは苦痛なので大ボリュームのリーディングは続けられない。
特に質問を立てないオープンリーディングの場合は、こうしたことが起こりやすいかもしれない。質問を立てているなら、質問に即した情報が読み取れるという前提は共有されている。
●怪談師の友達と電話しながらchatGPTで怪談を作って遊んでいた。以下、タイトルだけ与えて作ってもらった怪談、優秀作いくつか。AIが書いたそのまま未加工。既存の怪談のタイトルをそのまま与えたものもある。
先輩の鳩
ある学校の廊下には、学校の飼育クラブが世話をしている鳩の巣があった。ある日、後輩たちが巣を覗き込んでいると、先輩が近づいてきた。先輩は微笑んで「可愛いでしょう?」と言った。後輩たちは頷いたが、先輩は突然、凶暴な表情を浮かべ、後輩たちに向かって羽ばたき始めた。
後輩たちは怖くなり逃げ出したが、その後、先輩は行方不明になった。しかし、廊下には先輩の鳩の巣から産まれた雛の鳩が残されていた。
その鳩は、先輩の怨念が宿ったかのように、学校に出没するようになった。鳩は廊下を羽ばたき、先輩の気配がする場所に留まったり、先輩の声を模した鳴き声を出したりした。後輩たちはその姿を目撃し、恐怖に陥った。
そして、ある日、廊下にいた後輩が鳩の鳴き声を聞いた。しかし、それは鳩の鳴き声ではなかった。後輩が振り返ると、そこには先輩の姿があった。先輩は恐ろしい表情で、後輩に近づいてきた。
後輩たちは、先輩の鳩が巣立ったことによって、先輩の怨念が残っていたことを知り、その後、学校の鳩の巣は廃止されたという。しかし、今でも学校の廊下では、先輩の鳩が羽ばたくという噂があるという。
・先輩が羽ばたき始めるところがいい。
ぼくドラえもん
田舎の小さな町に住む、小学生の主人公・太郎は、ぼくドラえもんというタイトルの漫画が大好きでした。
ある日、太郎は友達から古いドラえもんのぬいぐるみを貰いました。ぬいぐるみは年季が入っていて、縫い目が取れたり、毛が抜けたりしていましたが、太郎はそれでも大切に扱い、毎晩眠る前に抱いていました。
しかし、ある夜、太郎は目を覚ますと、ぬいぐるみが自分の手から離れ、壁に向かってゆっくりと歩いていくのを見ました。ぬいぐるみの足元には、人間の足跡がついていました。太郎は怖くて声も出せず、ぬいぐるみが消えるまで見守るしかありませんでした。
翌朝、太郎はぬいぐるみを縫い直そうと思って、ぬいぐるみの中身を取り出しました。ところが、その中身には砂や小石、そして、一部が骨になっている小さな動物の死骸が詰められていました。
太郎は驚きと恐怖に包まれました。ぬいぐるみは本当に古く、前の持ち主がその中に死骸を詰めたのか、それとも何かに憑依された結果、自分たちの地獄を作り上げたのか、分からないまま、太郎はぬいぐるみを捨ててしまいました。
しかし、夜になると、太郎は不気味な音を聞き始めました。それは、小さな足音と、風鈴の音が混ざったようなものでした。そして、不意に、太郎の前にぼくドラえもんが現れたのです。
ぼくドラえもんは、太郎に「もう一度、一緒に遊びましょう」と言いました。太郎は怖くて声も出せず、ぼくドラえもんの手を握られ、そのまま連れ去られていきました。その後、太郎の姿はどこにも見つかりませんでした。
そして、それ以来、夜になると、瓶詰めにされたような太郎の悲鳴が、その家の周りに響き渡るというのです。
・「ドラえもんは」じゃなく「ぼくドラえもんは」と語るところが怖い。ドラえもんじゃない別のなにかなのか。ぬいぐるみの中身の描写や、唐突な風鈴の音もなかなかよい。
瓶詰めの地獄
ある日、私は古い骨董品店に足を運びました。店内を歩いていると、瓶に入った見慣れない液体を見つけました。店のオーナーは私に、その瓶に入っているものが「瓶詰めの地獄」と呼ばれるものであると説明しました。
私は興味を持って瓶を手に取りました。瓶には、黒っぽい液体と何かが浮かんでいました。何かが動いているように見えたので、私は興味津々で瓶を購入しました。
家に帰ってから、瓶をよく観察しました。すると、瓶の中に浮かんでいるものが、小さな人間のようなものだと気付きました。私は恐怖に襲われましたが、それでも瓶を手放すことができませんでした。
しばらくして、瓶の中の小さな人間たちは、私が家にいるときにだけ動き出すようになりました。私は彼らが瓶の中で苦しんでいるような気がして、何かで助けてあげたいと思いましたが、どうすればいいかわかりませんでした。
ある日、私は瓶を眺めていると、小さな人間たちが私を見つけ、必死に助けを求めるような目で私を見ているように感じました。私は彼らを救うことができない自分自身に失望し、瓶を壊して彼らを自由にしました。
しかし、彼らが瓶の中で閉じ込められていた理由を知ったとき、私は自分の行為に後悔しました。彼らが瓶の中に入れられたのは、彼らが地獄のような場所にいたためでした。私が瓶を壊したことで、彼らは自由になりましたが、私たちの世界に解放されたことで、私たちの世界が地獄のような場所になってしまうのかもしれないと思いました。
・現実世界へ侵食してくる瓶の中の世界、という幻想譚。
テン、ケン、ソウ、メツ
ある日、新聞の一面に「テン、ケン、ソウ、メツ」という文字だけが書かれた不気味な広告が掲載されたという情報が流れた。人々はその意味が分からず、噂が広がった。
やがて、その広告に連絡先が記されていることが判明し、多くの人が電話をかけた。しかし、電話に出た相手は「テン、ケン、ソウ、メツ」としか話さず、そのまま切れてしまったという。
その後、連絡先に訪れた人々が次々と行方不明になっていくという事件が起こり始めた。行方不明になった人々の身元調査で、彼らが全員「テン、ケン、ソウ、メツ」という広告に反応していたことが判明した。
人々はその広告を見るたびに、不安を感じるようになった。そして、ある日、その広告が突然消えてしまった。事件の真相は、今でも謎のままであるという。
・不穏でよい。怪談師の友人が一番褒めていた。