オンライン化で他者の身体は目の前からなくなっても、自分の身体はここにある。
●今日はグレート・コンジャンクションですね。占い関係者ではない一般の方にも「風の時代」という言葉が流布しているようです。
午前中はヨガでした。先生に突然「風の時代になるんだってね! ヨガっぽい時代になりそうだね!」と言われて、瞬間的に(ヨガ=身体性=エレメントで言うと土、風=観念=バーチャル化して身体性が薄くなる)と頭が働き「いやヨガっぽくはないです」と答えていました。レッスン前の短い雑談タイムだったので、そのあと「時代で価値観が変わっても、自分がなにを大切にしようと思うかが大事ですよね」などとフォローできたのかどうかわかんないことしか言えなかったのですが、よく考えるとヨガの理念部分に水瓶座っぽさがあったりするのかもしれない。平等性、みたいなところに先生は感じることがあったのでしょう。ただこのレッスンもリアルからオンラインヨガになっていて、これも風の時代っぽく、やはり身体性が損なわれているとも言えます。
ただヨガがオンライン化したことで、個人的には「自分の身体と向き合う」という点では今までより集中できている実感もあります。リアルで大勢の中でやっていると、どうしても「自分の方が柔らかく! バランス取れる!」という競争心や、「うまくできているかしら」と人の目の気にしすぎにより、自分の身体への意識が阻害されていたようです(自意識過剰のせい・・・)。画面に先生しか映ってなくて、部屋で一人でヨガをやる方が「今、自分の身体はどうなっているか」への意識がより強まりました。
じゃあオンライン化で身体性へのフォーカスが失われた訳ではないじゃん!と今これを書いていて気づきました。他者の身体は目の前からなくなるんだけど、自分の身体は失われずここにある。
●昨日、ココナラで新しい占いをリリースしました。風の時代がその人個人にどんな影響を与えるのかを見ていくものです。さっそくお申し込みをパタパタといただき、ご返信作業。 ※このメニューの受付は終了しています。
占星術的なイベントにタイミング合わせてなにかやろうとするとその時間に振り回されるんですけど、まあ地上的な他の面倒くさいものに振り回されるよりはよいか。グレート・コンジャンクションが終わるので少し「あれやらなきゃ、これやらなきゃ」が減りそうでちょっとホッともしています。占星術が専門の方はもっとお忙しい時期だったのでは。
●URANAI ACADEMY「重なる木星と土星を眺めながら語る夕べ」配信イベントを拝見。ナビゲーター:鏡リュウジさん、大橋マキさん。ゲスト:SUGARさん、ぐらさん、石井ゆかりさん、宇宙物理学者磯部洋明さん。
SUGARさんがナウシカを引いて「異民族との関わり合い」「人に働きかけないと風は起きない」などのお話、ちょうどこの間ナウシカを読み直したところ!(SUGARさんなんだか全然、話し足りなそう!)。石井ゆかりさん「SDGsは水瓶っぽい」「風は全てリソースの分配に関わる」「MeToo、BLM運動は風の時代へ向かっていく勢い」。ぐらさんの実際に星を見ることでわかる話や、磯辺さんの江戸時代に日本でもオーロラが見えた記録、今それが起きたら太陽風で人工衛星や送電網がダメージを受ける、という話。
そういえばぐらさんの書かれたこちらの記事も詳しく考察されていてよかったです。→ グレートコンジャンクション〜風の時代が示す変容
●鏡さんの、占星術師はともすればPCばっかりで星を見ないけど、星を実際に見ることでヌミノース(怖いけど魅了される、畏怖)が生まれる、というお話。配信中に「えんとつ町のプペル」予告編が挟まっていて、煙突からでる煙で星のない町が舞台だという。もし星が実際に見えなくなっても占星術家は自分の内面に星空を作っているとも言えそう。なんとなく、さっきのオンラインヨガと身体性の話も思い出したりしながら聞いていました。
●マイカレンダー冬号、今日発売日。なのにいきなりAmazonでは在庫切れとのこと! すごい!
自分の手元には届いてますが、まだ全然読めていない、明日ちゃんと読もう!
●今日はこんな感じです。それではみなさまおやすみなさい。