天秤座11度「眼鏡越しに学生たちを覗き込んでいる教授」

教授は膨大な量の本を読んできたため目を悪くし、眼鏡をかけています。眼鏡とは学びによる身体的な影響でもあり、膨大な知識量の証明でもあります。その眼鏡越しに、教授は知識を伝達するべき相手、学生たちを覗き込んでいます。知識の眼鏡越しの学生たちを、教授は知識を超えて単なる人間と見る必要があるかもしれません。

教授は膨大な知識を吸収する必要性を持っています。それは人類の知的過去を掘り下げることによって、学生たちの心を温めるものの発見があるからです。

スプレッド

1.教授
2.眼鏡
3.学生たち

教授のカードは、膨大な知識を吸収する必要性です。

眼鏡は、膨大な知識を扱ってきた影響。

学生たちは、知識を超えて単なる人間として見なければならない相手です。

リーディング結果

1.教授:ソード6
2.眼鏡:カップナイト
3.学生たち:カップ3

ソード6の教授、情報や意見の交換によって知識を吸収する必要性。

カップナイトの眼鏡、感情表現の豊かな態度。ファンキーな眼鏡。絵ではちゃんとサングラス掛けてるし・・・。教授の知的すぎる態度を愉快に和らげてくれる眼鏡、かければ人気者。

カップ3の学生たち。「先生のメガネおもしろー!」と盛り上がっている様子。勉強する気があるかどうかはわからない・・・。こういう生徒たちだから、先生もそれに合わせた眼鏡をかけているのかも。

タロット対応

この度数のタロット対応はソード3/ソード5。

ここから大目的がソード3となり、19度まで続きます。知性の発展、別角度の視点の増加、同時に批判的なものの見方でも。10度までのソード2より、外側に向けた発展性も生まれていきそうです。

そのための手段となるソード5は議論、異論のぶつかり合い。議論を通じて知性を発展させようとする度数。

両方ソード、しかも3と5なのでかなりバチバチとした知の格闘技といった印象もあります。出てくる意見に次々とツッコミを入れ、否定していくことで更なる意見の発展を期待しています。

こうしたバチバチした印象があったので、さっきの和やかなリーディング結果はちょっと意外でした。やっぱりその度数そのものの意味と、自分のために引いたカード(その度数における自分の発達状態)はズレがある、と再確認しました。

みなさんのカード

本日もトライありがとうございます!

8度

9度

10度

サビアンシンボルからタロットのスプレッドやワークを作っています。「そのサビアンシンボルの意味を探る」のではなく、「その度数におけるその人の発達の状態」を読み解く取り組みです。しかし個人の発達状態を通じてサビアンシンボルの元型を透かし見ることもできるかもしれません。
参考にしているのはサビアン研究会での学びと、ルディア「An Astrological Mandala」「The Astrology of Personality」、ジョーンズ「The Sabian Symbol In Astrology」。


コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です