2023-04-29

●「私は恐れない!」のタロットワーク。

いろんな方がやってくださり感謝。

●最初、タロットの各カードのスプレッドを作ろうと思ってノートを開いていたら思いついたもの。「各カードからパワーをもらえるようなスプレッドはどんなものだろうか?」と。そんな中で「愚者は何を恐れていないのか?」という問いが現れてきた。パワーをもらうとは、恐れを取り除くことでもあるかもしれない。

●エテイヤの神・霊・体リーディング。明日発行のニュースレターで正式リリース予定。一週間にお一人様限定。それ以上になると、今のところ集中力が続かなくてクオリティが落ちてしまいそう。先着順。争奪になるかどうかはわからないけれど、早いものがちなので、ご希望の方はメールチェックしてください。明日正午にメール配信されるようセットしておきます。

ジョン・ギルバート「The Doors of Tarot」。タロット占いの教則本だが、なかなかよい。

ディグニティという技法は、カード同士の関係性によって、カードの意味が弱められたり、強められたり、肯定的になったり否定的になったりと、影響を与え合うとする読み方。エレメンタル・ディグニティ(四元素の関係による影響関係)が一番有名だが、他に数秘術的ディグニティ(数字の関係)、占星術的ディグニティ(カードに対応する占星術シンボルの関係)まで記載される本はあまりない。

この本のやり方はわりとシンプルで、とっつきやすそう。しかし「自分でシステムを決めてそれを使用することが重要」と、別のオプションもいろいろ紹介してくれる。デッキごとにシステムは固定すべき、との主張。デッキが変われば採用するシステムを変えても良い、ということだ。

特におもしろいのは、1枚引きのときまでディグニティを適用させようとするところ。これはエレメンタル・ディグニティの一種になるが、質問の内容によって質問自体にエレメントを対応させ、それと引いたカードのエレメントとの関係でディグニティを読み取る。例えば恋愛関係の質問であれば、質問のエレメントはカップ(水)。引いた1枚のカードがカップと反発するようなスート(ソードとワンド)であればディグニティは否定的になり、カップと親和性のあるスート(カップとペンタクル)なら肯定的となる。この場合、単体で見ればよさげなカードが出ても、ディグニティが悪ければあまりよい結果とは読み取らない。

自分の書いたディグニティ関連の記事はここにまとめてある。