●昨日のモニターリーディングのご応募を、エテイヤの神・霊・体の技法で占ってみる(募集は締め切りました)。まずはお一人に送る。
試行錯誤の結果、「一列ごとの全カードからのメッセージ」と「各ペアごとのメッセージ」の混合としてみた。7000文字超のリーディング結果となった。
正直、現状ではメニュー化するにはあまり実用的な技法ではないな、という感触。メッセージ量は多いが羅列になってしまい、全体の構造がはっきりせず散漫な印象もある。まあひとまず、モニターさんのご感想待ち。
改善の可能性としては、カード枚数を調整する、3つのレイヤーの意味合いを変える、レイヤー数を変更する、全体のまとめ方を考える、なども思い浮かぶ。リーディング結果の文章構造をどうしたいかによって、メソッドに手を入れる必要性。
●昨日の日記で「エテイヤのメソッドで文体が変化した」ことと、「ポラックのスプレッドを使ったらポラック本人に占ってもらっている感じになった」と書いた。この二つには共通点があると気付く。
人の作ったメソッドやスプレッドを使うとき、その作者の人物像を知っていれば、その人物の影響がリーディングに現れる、という点だ。
「A Wicked Pack of Cards」を読んで、エテイヤがいつどこでなにをしたかはわかったが、どうタロットを使ったかがあまりわからなかった・・・という嘆きを数日前に書いた。しかしそのとき、自分の中にエテイヤの人物像がある程度インストールされていたはずだ。
その結果、エテイヤのメソッドでのリーディングに、エテイヤの人物像が影響を与えたのではないか?
ポラックについても、ポラックその人のイメージが自分の中にあり、ポラックのスプレッドを使うことでそれが召喚されたとは言えないか?
自分の感受性の中にその人物がいるなら、それがリーディングに影響を与えるのではないか。
●これはグリア「タロットワークブック」の、召喚の祈り(インヴォケーション)の技法と少し関係ありそう。召喚の祈りは、自分よりハイヤーな存在(神や天使)に呼びかけ、タロットリーディングでメッセージを授けてもらう方法。読書会で実際にやってみると面白いほどリーディングの言葉が変わった。
メソッドやスプレッドの作者が、その技法を通じて召喚され、リーディングの言葉が変わるのはこれに近い。むしろ読書会で召喚の祈りをやっていたから、今回のエテイヤやポラックでもこのようなことが起きたのかもしれない。
いろんな人の作ったスプレッドを、その人物を学びながらリーディングしていくことで、可能性が広がっていきそう。
●この仕組みを推し進めていくと!
●「ある実在/架空の人物が作ったスプレッド」という体裁でスプレッドを作ることで、その人物を召喚し、その影響をリーディングに受け取れるのではないか? 実際にその人が作った訳ではないが、その人が作りそうなスプレッドとして作る。
例えば織田信長が作ったタロットスプレッドを使うことで、織田信長的なエネルギーを受けながらリーディングを行うことができる。そこには「織田信長ならこう言いそう」といった潜在意識が働き、リーディングのやり方や言葉が変わっていく。
アイドルグループのメンバーごとのスプレッドを作ることもできる。
あるいはタルパーがタルパにスプレッドを作ってもらうこともできる。タルパとのコミュニケーションが途絶えてしまうというクライシスも聞いたことがあり、そんなときの緊急連絡用としてスプレッドを用意しておくのはどうか。
●定期的なペースで、zoomかリアルかで何人か集まり、タロットのいろんなワークを試してみる、という会をやってみたいと考えている。講座というより部活動に近いやつ。
●今日はルディア占星術のマンダラ読書会。やはり何人かで話していくと「そうかこれはこういうことだったか!」という発見がどんどん出てきてすごい。
●そういう感じで、タロットのワークを何人かでいろいろ試して、いろいろ発見していく会がやりたい。